中年期女性の乳がん体験による心的変容プロセス : 修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチによる分析を通して

URI http://harp.lib.hiroshima-u.ac.jp/h-bunkyo/metadata/10737
File
Title
中年期女性の乳がん体験による心的変容プロセス : 修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチによる分析を通して
Title Alternative
The process of psychological change as a result of breast cancer experiences of middle-aged women : According to an analysis using a modified grounded theory approach
Author
氏名 貞丸 純加
ヨミ サダマル スミカ
別名 Sadamaru Sumika
氏名 小早川 久美子
ヨミ コバヤカワ クミコ
別名 Kobayakawa Kumiko
Subject
中年期女性
乳がん体験
修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチ
NDC
140
Abstract

本論の目的は、乳がんを体験した中年期女性の心理的変容プロセスを明らかにし、アイデンティティとの関連性を検討することである。乳がん手術後3年以上を経過し、再発していない8名の調査協力者に半構造化面接を実施した。逐語録を資料として、修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチを用いて分析した結果、4つのコアカテゴリーと13のカテゴリーが抽出された。その結果、【危機による内的作業と生きるための行動】【乳癌患者と患者を取り巻く他者との関連性】との相互作用から、【自己変革への認識と乳がんとの共生】と【自己実現のための行動】に至る詳細なプロセスが明らかになった。さらに、乳がん体験が、アイデンティティ発達に影響を及ぼし、アイデンティティの再体制化がなされていた。このプロセスは、岡本(1985)の中年期におけるアイデンティティ再体制化のプロセスとも合致した。ただし、岡本の4段階とは異なり、カテゴリー間の循環相互作用による再体制化であった。

Journal Title
広島文教女子大学心理臨床研究
Issue
2
Spage
1
Epage
8
Published Date
2012-03-31
Publisher
広島文教女子大学心理教育相談センター
ISSN
21853185
Language
jpn
NIIType
Departmental Bulletin Paper
Text Version
Sort Key
02
Old URI
Set
h-bunkyo