後続逆説得に対する恐怖アピールの抵抗効果

URI http://harp.lib.hiroshima-u.ac.jp/h-bunkyo/metadata/12258
File
Title
後続逆説得に対する恐怖アピールの抵抗効果
Title Alternative
Do fear appeals have the power to resist subsequent counterpersuasion?
Author
氏名 木村 堅一
ヨミ キムラ ケンイチ
別名 Kimura Kenichi
Subject
説得的コミュニケーション
恐怖アピール
後続逆説得
態度変容
NDC
360
Abstract

 本研究の目的は、後続逆説得に対する恐怖アピールの抵抗効果を検討することであった。276名の大学生が1週間間隔で行われた3つのセッションに参加した。第1セッションでは事前測定、第2セッションでは恐怖アピールの操作と従属変数の測定、そして第3セッションでは後続逆説得の操作と従属変数の測定が行われた。独立変数は、恐怖アピール(強恐怖アピール、弱恐怖アピール、無アピール)と後続逆説得(同論拠逆説得、異論拠逆説得、結合論拠逆説得、無逆説得)の2変数で、実験参加者は12の実験条件の1つに対して無作為に割り当てられた。その結果は次のとおりであった。(1)後続逆説得が存在しない場合、強恐怖アピールは弱恐怖アピールより説得直後や1週間後においても有意な説得力をもった、(2)後続逆説得が存在する場合、強恐怖アピールは3種類全ての逆説得に対して抵抗効果を示さなかったが、弱恐怖アピールは3種類のうち1種類の逆説得(結合論拠逆説得)に対する抵抗効果をもった。この結果は、恐怖アピール後に遭遇するかもしれない逆説得の種類によっては、弱恐怖アピールに対する強恐怖アピールの優位性が失われる可能性を示唆している。

Journal Title
対人コミュニケーション研究
Issue
4
Spage
1
Epage
18
Published Date
2016-3-30
Publisher
対人コミュニケーション研究会
ISSN
21874433
Language
jpn
NIIType
Journal Article
Text Version
Sort Key
01
Set
h-bunkyo