Forest Kindergarten in Japan and its Variable Educational Influences : Lecture in Western Applied-Technology University(The Kingdom of Norway), 2018.9.25

URI http://harp.lib.hiroshima-u.ac.jp/h-bunkyo/metadata/12615
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タイトル
Forest Kindergarten in Japan and its Variable Educational Influences : Lecture in Western Applied-Technology University(The Kingdom of Norway), 2018.9.25
別タイトル
日本の森のようちえんとその多様な教育効果 : ノルウェー西部応用技術大学における講演
著者
氏名 杉山 浩之
ヨミ スギヤマ ヒロユキ
別名 Sugiyama Hiroyuki
キーワード
森のようちえん
抄録

森のようちえんは北欧から始まり今や世界各国に広がっている。その教育効果は多様で総合的である。3歳から5歳児の20人前後の規模の集団での異年齢保育をしており、子ども6人にリーダー(保育者)が1人の割合で見守りを中心に子どもたちが自由に遊んでいる。子どもたちはお互いに助け合ったり危険を予測回避したりしている。また保育者の環境教育の意識によって生態系の循環を学ぶこともある。この度私たちは広島から北欧を訪れ、ストックホルムでは野外就学前学校とレッジョエミリアの保育を展開する就学前学校を視察した。世界では今、ESD(持続可能な発展のための教育)が緊急の課題となっているが日本は立ち遅れている。レッジョエミリアの保育を実践する園も非常に少ない。しかし、北欧ではこれらの教育が進んでおり、子どもの人権が保障される国で、これは民主主義の教育の深まりと関係が深いと考えている。さらに日本では森のようちえんは無認可で財政的補助を受けられないでいる。世界的にも稀な現象である。園舎ではなく、保育内容で認可するのが世界の常識である。そこで長野県と鳥取県は条例で財政補助を始めたのである。今回は長野県の森のようちえんピッピの活動を詳しく紹介した。実は日本ではもっと深刻な問題があり、待機児童や保育士不足が続いている。森のようちえんは自然の中での保育がいかに重要かを印象付けて注目されているが、日本では未だその価値が十分には認識されていないようである。

掲載雑誌名
広島文教教育
34
開始ページ
63
終了ページ
65
出版年月日
2020-02-29
出版者
広島文教大学教育学会
ISSN
09138870
本文言語
日本語
資料タイプ
その他
著者版フラグ
ソートキー
06
区分
h-bunkyo