地域密着型学生参画災害訓練プログラム実施報告

URI http://harp.lib.hiroshima-u.ac.jp/hbg/metadata/12056
File
Title
地域密着型学生参画災害訓練プログラム実施報告
Author
氏名 前信 由美
ヨミ マエノブ ユミ
別名
氏名 佐々木 秀美
ヨミ ササキ ヒデミ
別名
氏名 山内 京子
ヨミ ヤマウチ キョウコ
別名
氏名 加藤 重子
ヨミ カトウ シゲコ
別名
氏名 大坪 かなえ
ヨミ オオツボ カナエ
別名
氏名 新川 雅子
ヨミ シンカワ マサコ
別名
氏名 石川 孝則
ヨミ イシカワ タカノリ
別名
Subject
地域密着型
災害訓練
プログラム
学生参画
Abstract

本学部では訓練を通して学生に対して防災知識・技術の啓蒙活動を行っている。今回は,地域密着型の実践的災害訓練教育プログラムを構築し,アガデミア,阿賀地区公共団体,行政機関との「対話」を通して,連携・調整を行いながら,地域住民及び学生が災害に関する意識・啓蒙を図り,地域住民自身が自身の安全を守るための高齢者及び要支援者を含めた避難のあり方を検討した。実践的災害訓練の実施に向けての取り組みとして災害訓
練プログラムを構築し,実施に向け各関係機関と連携を取り,実施した。その結果,今回の訓練はほとんどの方が満足であったと答えており,特に小学校の子どもたちは,心肺蘇生術を体験できたことが印象に強く残っていた。小学生にとっては,人形に触れたり,実際の心臓マッサージをしたり,日頃にない体験ができたと考える。
地域住民の高齢者は,事態を飲み込めていない方が多かったが,繰り返し行ってほしいとの要望があった。学生にとっては「地域密着型学生参画災害訓練」に参加し,小学生や地域の高齢者といった世代の違う人との実体験が,災害時の役割を学生に認識させ,教育としての効果に繋がったと考える。企画側から見た場合,連絡,相談,指示命令系統,他組織との協働の在り方を考えていく事が企画側の今後の課題でもある。

Journal Title
看護学統合研究
Volume
16
Issue
1
Spage
24
Epage
34
Published Date
20140930
Publisher
広島文化学園大学看護学部
Created Date
20140930
ISSN
1346-0692
NCID
AA11499896
Language
jpn
NIIType
Departmental Bulletin Paper
Text Version
出版社版
Set
hbg