音楽療法士養成教育におけるヒューリスティック研究法の役割と可能性

URI http://harp.lib.hiroshima-u.ac.jp/hbg/metadata/12135
File
Title
音楽療法士養成教育におけるヒューリスティック研究法の役割と可能性
Author
氏名 狩谷 美穂
ヨミ カリヤ ミホ
別名
Abstract

 ヒューリスティック研究法とは,現象学の影響を強く受けた研究の方法であり,研究者自らを重視するユニークで新しい方法論である。いまだ発展途上にある日本の音楽療法の世界では,人間に対する音楽の効果に関する研究が主に科学的根拠に基づく研究(EBM)の増加傾向が見られる。しかし,音楽を奏でる療法士と対象者の間における音楽的相互関係と,お互いの創造性の両方を含む音楽療法を研究するのであれば,数値のみを重視した研究には限界がある。質的研究の意義とは何かを考察しながら,ここでは主としてMoustakas Clark のヒューリスティック研究法のメカニズムと要点を用いて研究プロセスを概説し,その意味と役割を省察した。本稿の目的は,質的研究法の中でも比較的珍しいヒューリスティック研究法に焦点を当て,その研究プロセスの意味と役割を述べ,音楽療法士養成教育と教育現場での活用の可能性を考察することである。

Journal Title
子ども学論集
Volume
1
Spage
69
Epage
79
Published Date
2013-04-30
Publisher
広島文化学園大学学芸学部子ども学科
ISSN
2187-8145
Language
jpn
NIIType
Departmental Bulletin Paper
Text Version
出版社版
Set
hbg