幼児の思いやり表現に対する保育者の認識 : 不器用な思いやり表現の事例に対する行動評価から

URI http://harp.lib.hiroshima-u.ac.jp/hbg/metadata/12137
File
Title
幼児の思いやり表現に対する保育者の認識 : 不器用な思いやり表現の事例に対する行動評価から
Author
氏名 若林 紀乃
ヨミ ワカバヤシ スミノ
別名
Abstract

 本研究は,日常の保育場面で生起しうる幼児の不器用な思いやり表現を保育者がどのように認識しているのかを事例に対する行動評価から分析したものである。分析の結果,「困っている他者に気づく」ことを重視している保育者と「困っている他者のために行動する」ことを重視してる保育者とに,その判断基準がわかれることが示された。さらに,年長女児に対しては,思いやりの気持ちよりもその表現方法を否定的に評価しやすい可能性が示唆された。しかし保育者は,不器用な思いやり表現をしてしまう幼児を「認めてあげたい」との共通した思いを持っていることから,不器用な思いやり表現をする幼児が否定的な評価をされないよう,今後,思いやり行動に関する判断基準について保育現場で深く議論されることが望まれる。

Journal Title
子ども学論集
Volume
1
Spage
91
Epage
95
Published Date
2013-04-30
Publisher
広島文化学園大学学芸学部子ども学科
ISSN
2187-8145
Language
jpn
NIIType
Departmental Bulletin Paper
Text Version
出版社版
Set
hbg