協同的な創造活動における学びの深まりに関する研究 -理解深化モデルを適用した「リズム遊び」授業の検討を通して-
URI | http://harp.lib.hiroshima-u.ac.jp/hbg/metadata/12479 | ||||||||||||||||||
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File |
kr06-06.pdf
( 1430.0 KB )
Open Date
:2020-03-31
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Title |
協同的な創造活動における学びの深まりに関する研究 -理解深化モデルを適用した「リズム遊び」授業の検討を通して-
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Title Alternative |
A Study on Deeper Learning in Cooperative Creative Activity: Through Examining “Rhythm Play” Classes Based on Deepening Pupil-Learning Model
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Author |
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Subject |
協同学習 cooperative learning
創造活動 creative activity
理解深化モデル deepening pupil learning model
深い学び deeplearning
リズム遊び rhythm play
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Abstract |
本研究では、理解深化モデルを適用した小学校2 年生のリズム遊びの授業は、「リズムにのってへそを弾ませて踊ること」の理解深化を促進したかについて検討した。実践では、相互模倣活動(ミラーごっこ)の理解深化を促進する要因を明らかにするため、導入の活動での児童の没入度の様子(高群・低群)とパフォーマンス評価との関連を分析した。その結果、両群とも授業を通して、パフォーマンスは向上した。しかし、両群は単元開始時より、すでに獲得している動きのレパートリーの差によって、理解深化の過程が異なっていた。この結果から、教師の模倣やミラーごっこを通して、動きのレパートリーの獲得を保障していくことがその後の理解の深まりにつながることが示唆された。また、児童の振り返りシートの記述からは、ミラーごっこによる相互観察でよい動きに気づくことは可能であるが、自ら省察し、自己の動きの改善や創造につなげていくことは困難であることが明らかになった。児童が他者の動きを評価するだけにとどまらず自己省察を促すため、教師の支援方法の検討が必要である。 |
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Journal Title |
子ども学論集
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Volume |
6
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Spage |
61
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Epage |
72
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Published Date |
2020-03-31
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Publisher |
広島文化学園大学大学院教育学研究科
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Created Date |
2020-03-31
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ISSN |
2187-8145
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Language |
jpn
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NIIType |
Departmental Bulletin Paper
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Text Version |
出版社版
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Set |
hbg
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