高等学校(看護)教員として大学卒業時に必要な資質能力

URI http://harp.lib.hiroshima-u.ac.jp/hbg/metadata/12533
File
Title
高等学校(看護)教員として大学卒業時に必要な資質能力
Title Alternative
― 高等学校教員へのアンケート調査より ―
Author
氏名 岡 和子
ヨミ オカ カズコ
別名 Oka Kazuko
氏名 岡本 陽子
ヨミ オカモト ヨウコ
別名 Okamoto Yoko
氏名 渡邉 満
ヨミ ワタナベ ミツル
別名 Watanabe Michiru
Subject
高等学校(看護)教員
大学卒業時
資質能力
Abstract

要旨 研究目的は, 高等学校(看護)教員として大学卒業時に習得すべき資質能力を調査することにより, 高等学
校(看護)教員に求められる独自の資質能力を明らかにすることである。全国の5年一貫高等学校看護科29校,
校長・教諭73人を調査対象とした。その結果, 教員として基本的に必要な領域でもっとも多かったのは,「生徒理解」
であり,次に「教員としてふさわしい言動・態度・意識・倫理」であった。高等学校(看護)教員として大学卒
業時に習得すべき資質能力は,19のカテゴリーと59のサブカテゴリーが抽出された。サブカテゴリーを別惣らが
作成した小学校教員の資質能力と比較すると39項目は,一致または類似していた。20項目は高等学校(看護)教
員独自のものであった。教員として基本的に必要な項目は変わりなかったが,専門的知識や技術,指導方法,生
徒理解,生徒指導では「看護師」として働くための学習が求められていた。さらに看護観の育成や自身が看護師
のモデルとしての役割を果たすことも必要とされていた。新学習指導要領にあるアクティブラーニングを取り入
れた指導法や,特別支援を必要とする生徒への対応。また,チーム学校の理念の下で教員,保護者,地域との連
携の必要性が挙げられていた。

Journal Title
看護学統合研究
Volume
22
Issue
2
Spage
23
Epage
34
Published Date
2021-02-28
Publisher
広島文化学園大学看護学部
ISSN
1346-0692
Language
jpn
NIIType
Departmental Bulletin Paper
Text Version
出版社版
Set
hbg