デューイの反省的思考(reflectivethinking)の適用 : 成人看護学臨地実習1の取り組みに関する報告 その1

URI http://harp.lib.hiroshima-u.ac.jp/hbg/metadata/3143
ファイル
タイトル
デューイの反省的思考(reflectivethinking)の適用 : 成人看護学臨地実習1の取り組みに関する報告 その1
著者
氏名 松原 みゆき
ヨミ マツバラ ミユキ
別名 中井 芙美子
氏名 佐々木 秀美
ヨミ ササキ ヒデミ
別名 入江 寿美代
氏名 山下 典子
ヨミ ヤマシタ ノリコ
別名
氏名 松井 英俊
ヨミ マツイ ヒデトシ
別名
氏名 岩本 由美
ヨミ イワモト ユミ
別名
氏名 田村 和恵
ヨミ タムラ カズエ
別名
氏名 小柳 芙美子
ヨミ コヤナギ フミコ
別名
氏名 河野 寿美代
ヨミ コウノ スミヨ
別名
キーワード
デューイ
反省的思考
看護過程
看護技術
抄録

成人看護学講座においては,初年度より看護教育及び看護の実践の場で広く適用されている,看護過程を取り入れた臨地実習を行っている。そこでは看護過程と看護技術を結び付けて学習することが必要である。看護過程の思考方法は,デューイの思考過程を看護過程に取り入れられたことに始まると言われている。そこで,平成15・16年度成人看護学臨地実習1では,デューイの反省的思考を取り入れ臨地実習を行い,その実施過程の報告を行った。
実習方法は,原則として,土・日曜日を除き,病院での臨地実習を5日間,学内での実習(オリエンテーションと反省会を含む)5日問の内,3日間反省的思考を行う時間に当てた。その流れは,グループ毎に臨地実習を進める中で,看護過程を通して重要であると考えた看護技術を取り上げ,振り返る作業を行った。グループ毎に,なぜその技術を取り上げたのか理由を明確にして,事例を挙げて看護過程に沿ったレジュメを作成した。発表は,1グループ30分間で,実技を伴う発表と発表後学生や教員と質疑応答を行った。
反省的思考を成人看護学臨地実習1に取り入れることは,佐々木がデューイの『思考の方法』を手がかりに看護教育において「一つ一つの問題を綿密に考えていくようにしていくことが思考の訓練であり,それが学習である」と仮定している。さらに「経験をし,分析する思考態度の育成が良質の看護を提供することにつながる」ことを明確にしたい。

掲載雑誌名
看護学統合研究
5
2
開始ページ
18
終了ページ
23
出版年月日
2004-03-27
ISSN
13460692
本文言語
日本語
資料タイプ
紀要論文
著者版フラグ
旧URI
区分
hbg