小児病棟における看護者の困難場面への対処に関する検討

URI http://harp.lib.hiroshima-u.ac.jp/hbg/metadata/3165
File
Title
小児病棟における看護者の困難場面への対処に関する検討
Author
氏名 片山 美香
ヨミ カタヤマ ミカ
別名
氏名 竹中 和子
ヨミ タケナカ カズコ
別名
氏名 清水 凡生
ヨミ シミズ ボンミ
別名
Subject
小児病棟
看護者
困難場面
看護スキル
Abstract

本研究では,日常の看護場面において看護者が困難であると認知した場面を抽出し,その対処にどのような"看護スキル"を用いたかについて調査した。その結果,看護者が認知した困難場面は,いずれも患児またはその家族,とりわけ母親とのかかわりに関するものであった。看護ケアを行うにあたって支障をきたしている対象の中心が患児自身である場合を"対患児",患児の家族である場合を"対家族"として分類したところ,それぞれ6つのサブカテゴリーに分けられた。 "対患児"では,看護ケアを拒否されることが看護者にとって困難であると認知する場面として最も多く挙げられた。"対家族"では,付き添っている母親が患時間児の病気を受容できていなかったり,患児の治療に協力的でなかったりすることが患児への看護ケアを妨げることにつながるため,困難場面として認知されていた。困難場面への対処については,その場を回避するような看護スキルは用いられず,患児や家族に対して同調したり,詳しい説明をしたり,可能な妥協点を見出したり,母親や他の看護スタッフの協力を得たりするなど,より積極的に困難場面を打開するためのスキルが選択されていることが明らかになった。相談相手としては,看護スタッフを挙げる者が多く,カンファレンスで事実を明らかにして共有し,看護スタッフ全員が同じ態度や言動で対応できるよう意思統一を図って困難場面に対処していることが示された。

Journal Title
看護学統合研究
Volume
4
Issue
2
Spage
21
Epage
26
Published Date
2003-03-20
ISSN
13460692
Language
jpn
NIIType
Departmental Bulletin Paper
Text Version
Old URI
Set
hbg