歴史に見る精神障がい者の処遇 : 鹿児島県公立病院の場合

URI http://harp.lib.hiroshima-u.ac.jp/hbg/metadata/7295
File
Title
歴史に見る精神障がい者の処遇 : 鹿児島県公立病院の場合
Author
氏名 東中須 恵子
ヨミ ヒガシナカス ケイコ
別名 Higashinakasu Keiko
Subject
歴史
精神医療
鹿児島県
公立精神科病院
Abstract

鹿児島県初に設立された鹿児島県立鹿児島保養院(現姶良(あいら)病院)の創立50周年記念誌の閲覧,開設当初から勤務していた精神科医の回想談から,鹿児島県における精神医療と精神病者の取り扱いについてまとめた。鹿児島県における精神医療は,1923(大正12)年鹿児島県立鹿児島病院(現鹿児島大学医学部付属病院)に精神科が開設されたことに始まり,1924(大正13)年に29床で精神科分院の設立,1943(昭和18)年に姶良郡重富村平松(現在地)に150床で移転し現在に至っている。こうした流れは,昭和戦前・戦後の中で常に軍部との調整の中で展開されていた。しかし,離島や入院できない患者の処遇は悲惨であった。また,精神病者の取り扱いは警察で管轄していたが,1950(平成25)年,精神衛生法の施行によって入院治療が積極的に行われ,私設の精神病院が次々に建設されていった。入院治療は,非組織的な作業や,身体的ショック療法,ロボトミーが行われていたが,1955(昭和30)年初期の向精神薬の登場によって,薬物を中心とし作業療法や生活指導などの生活療法が積極的に行われた。

Journal Title
看護学統合研究
Volume
10
Issue
2
Spage
59
Epage
63
Published Date
2009-03
Publisher
呉大学看護学部
ISSN
1346-0692
NCID
AA11499896
NAID
40016702804
Language
jpn
NIIType
Departmental Bulletin Paper
Text Version
出版社版
Old URI
Set
hbg