パキスタン・シャムシャトー地域における健康課題 : ヘルスキャンプの実態と課題
URI | http://harp.lib.hiroshima-u.ac.jp/hbg/metadata/774 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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ファイル |
v09-02-03.pdf
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公開日
:2008-04-29
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タイトル |
パキスタン・シャムシャトー地域における健康課題 : ヘルスキャンプの実態と課題
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著者 |
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キーワード |
パキスタン
ヘルスキャンプ
保健医療協力
国際協力
NGO
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抄録 |
2004年3月,パキスタン・シャムシャトー・アフガニスタン難民キャンプで健康調査を行った結果,最低限必要な医療・保健設備を供給する必要性が示唆された。2年の準備期間を経て,2006年3月,再び同地域を訪問し,アフガニスタン難民とシャムシャトー地域に住むパキスタン人を対象とするヘルスキャンプの立ち上げに参加した。ヘルスキャンプに訪れた地域住民は,痛みと感染に関連する訴えが多く,しかもそれを長期にわたって放置していた。その結果,彼らは合併症や複数の疾病を抱えている可能性の高いことがわかった。また,高血圧や糖尿病を疑われる者もおり,今後は感染症から生活習慣病まで疾病構造の二層化も見られることも予測された。ヘルスキャンプでの参与観察および関係者との面接等を通じて,明らかになった現時点での課題は,キャンプ自体の持続可能性と独立した施設の確保,そして住民への健康教育の普及であった。さらに今後,本活動を持続的な地域開発型の保健医療協力プロジェクトに発展させるために,NGOは地域の実態とキャンプでの活動状況をGO(政府機関)へ報告し,今後の活動方針を提言するとともに,GOからの資金協力を得られるような枠組み構築する必要が確認された。 |
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掲載雑誌名 |
看護学統合研究
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巻 |
9
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号 |
2
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開始ページ |
30
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終了ページ |
36
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出版年月日 |
2008-03-20
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出版者 |
呉大学看護学部
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ISSN |
13460692
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本文言語 |
日本語
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資料タイプ |
紀要論文
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著者版フラグ | |||||||||||||||||||||||||||||||
旧URI | |||||||||||||||||||||||||||||||
区分 |
hbg
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