A Diachronic View on the Irregularities of the English Spelling System
URI | http://harp.lib.hiroshima-u.ac.jp/hbg/metadata/7950 | ||||||
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ファイル |
36-2.pdf
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公開日
:2011-02-22
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タイトル |
A Diachronic View on the Irregularities of the English Spelling System
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別タイトル |
英語の文字体系における不規則制についての通時的概観
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著者 |
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キーワード |
spelling convention
綴り方の取決め
grapheme-phoneme correspondences
字素と音素の対応性
Great Vowel Shift
大母音変換
loan words
外来語
phonological structure
音韻構造
etymology
語源研究
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抄録 |
英語のスペリング体系が持つ不規則な特性から,これまで400年以上にわたってその体系をより合理的な内容に改めようと数々の提言や試みがなされてきたが,未だにその不規則性は存在したままとなっている。その理由をこれまでの歴史的なときの流れの中で考えてみると,1650年頃には既に本の出版者の間には今日と同じように確りとしたスペリングについての規範ができていた。そして,1770年以降には「ミススペリング」という概念も生まれてきたのであるが,個人の書く手書きの文章にはかなりの多様性が見られたようであった。しかし,それらのスペリングについての規範は次第に社会に定着し,今日に至っているのである。今日,我々が使っている英語のスペリング体系の中に存在する不規則な部分は主に二つの原因から発生していることが,数々の文献で述べられている。その一つは,1400年から1600年を中心にして起こった「大母音変換」(Jespersonによる名称)で,これによって,母音字とその発音の関係が非常に複雑になってしまったのである。そして,もう一つ原因はヨーロッパ言語を源とする外来語によるものであり,その語源を示すためにあえて不規則なスペリング体系を残しているのである。これらの原因を考えて今日の英語のスペリング体系をみてみると,その不規則性に存在するかなりの部分を理解できるといえる。 |
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内容記述 |
この論文は国立情報学研究所の電子図書館事業により電子化されました。 |
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掲載雑誌名 |
広島文化短期大学紀要
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巻 |
36
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開始ページ |
7
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終了ページ |
11
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出版年月日 |
2003-07-31
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出版者 |
広島文化短期大学
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ISSN |
13483587
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本文言語 |
英語
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資料タイプ |
紀要論文
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著者版フラグ |
出版社版
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旧URI | |||||||
区分 |
hbg
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