気分・感情がリズム系ダンスの学習に与える影響 ―学習者の年齢の違いに着目して―

URI http://harp.lib.hiroshima-u.ac.jp/hbg/metadata/12620
File
Title
気分・感情がリズム系ダンスの学習に与える影響 ―学習者の年齢の違いに着目して―
Title Alternative
Effects of mood and emotion on learning of rhythmic dance ― Focusing on age differences among students ―
Author
氏名 湯浅 理枝
ヨミ ユアサ リエ
別名 Rie Yuasa
氏名 山崎 晃
ヨミ ヤマザキ アキラ
別名 Akira Yamazaki
氏名 高田 康史
ヨミ タカタ ヤスフミ
別名 Yasufumi Takata
Subject
リズム系ダンス Rhythmic dance
探求型 exploratory
気分・感情 mood and emotion
発達段階 development stage
Abstract

 本研究の目的は,「踊る」「創る」「観る」活動を含んだ探求型のワークショップを経験した児童の気分・感情の量的検討を行い,これらの活動に対する児童の感情について検証していくことであった。加えて,年齢が異なることによって学習後の気分や感情に差異が見られるか検討し,発達段階を考慮した教師の働きかけや指導計画の作成のための資料を得ることも目指した。研究の結果,リズム系ダンスのワークショップにおいて,1)低学年と中・高学年ともに動きを通して自分を表現することに楽しさを感じること,2)中・高学年は提示された動きを自身で選択・組み合わせながら工夫して踊ることや他者の表現を鑑賞することにも楽しさを見出している可能性があることが明らかになった。また,3)ダンス系領域の学習を阻害する恥ずかしさや緊張感は,「踊る」ことと簡単な「創る」ことを導入期より経験させることにより,緩和させることができる可能性が示唆された。

Journal Title
子ども学論集
Volume
8
Spage
47
Epage
57
Published Date
2022-03-20
Publisher
広島文化学園大学大学院教育学研究科
Created Date
2022-03-31
ISSN
2187-8146
Language
jpn
NIIType
Departmental Bulletin Paper
Text Version
出版社版
Set
hbg