ある青年期自閉症スペクトラム障害者における他者と対象への行動変化

URI http://harp.lib.hiroshima-u.ac.jp/hcu/metadata/121
File
Title
ある青年期自閉症スペクトラム障害者における他者と対象への行動変化
Title Alternative
A case study: The change of behavior toward others and objects of adolescent with autism spectrum disorder
Author
氏名 加藤 弘美
ヨミ カトウ ヒロミ
別名 KATO Hiromi
Subject
事例研究
自閉症スペクトラム障害
青年期
自己鏡映像認知
認知発達
NDC
493.76
493.937
Abstract

 本稿は,自閉症スペクトラム障害(以下,ASDとする)のある青年の他者と対象への行動の変化について,自己鏡映像認知の成立に影響する認知発達の一側面に焦点を当てて検討した。その方法として,特別支援学校高等部生徒Pさんの母へのインタヴュー調査と新版K式発達検査の結果の整理を行った。それらの記録より,Pさんの他者と対象へ向かう行動の変化が生じた時期と同じくして,新版K式発達検査の認知・適応領域の発達年齢が1歳10カ月に達していたこと。それは,自己鏡映像認知研究において報告されているマークテストの過半通過年齢と一致していることに注目した。このことから,Pさんの行動における変化の背景に象徴化の能力が関係していると考えられ,青年期における行動としての変化を理解する新たな視点を提案できたといえる。

Journal Title
広島都市学園大学 子ども教育学部紀要=Bulletin of Hiroshima Cosmopolitan University Faculty of Childhood Education
Volume
7
Issue
2
Spage
3
Epage
11
Published Date
2021-3-26
Publisher
広島都市学園大学
ISSN
2189-163X
Language
jpn
NIIType
Departmental Bulletin Paper
Text Version
出版社版
Rights
(C)広島都市学園大学
Set
hcu