勤労者におけるコーピングパターンおよびコーピングの選択理由とストレス反応の関連

URI http://harp.lib.hiroshima-u.ac.jp/hirokoku-u/metadata/12155
File
Title
勤労者におけるコーピングパターンおよびコーピングの選択理由とストレス反応の関連
Title Alternative
Relation among employee's coping pattern,the motivation behind that choice,and distress
Author
氏名 森本 浩志
ヨミ モリモト ヒロシ
別名 Morimoto Hiroshi
Abstract

本研究の目的は、コーピングの組み合わせの観点から、コーピングの選択理由とコーピングの効果との関連を、ストレッサーの質的特徴を考慮して検討することであった。東京都内のIT企業に勤める勤労者l、156名に、ストレッサ一、コーピング、コーピングの選択理由、ストレス反応につい
ての質問紙調査を行った。その結果、勤労者のコーピングパターンは、課題ストレッサーと対人ストレッサーに共通して、問題焦点型コーピングと回避型コーピングを組み合わせて用いるタイプ、情動焦点型コーピングを主に用いるタイプ、相対的にストレス状況への適応努力が少ないタイプの3タイプに分けられ、課題ストレッサーにおいてのみ、これらのタイプに加えて、回避型コーピングを主に用いるタイプがあることが示唆された。そして、回避型コーピングのみを用いるタイプにおいては、その選択理由として、個人にとってポジティプな事柄よりも、ネガティブな事柄からの回避に主眼が置かれていることが多いが、それ以外のタイプにおいては、コーピング選択とその理由との間に、特定の関係があるわけで、はないことが示唆された。コーピングの選択理由がコーピングの効果に与える影響は、特定のコーピングの組み合わせに依存せず、また、課題ストレッサーおよび対人ストレッサーともに、個人にとってポジティプな事柄の獲得よりも、ネガティブな事柄からの回避に主眼を置いてコーピング、を行っている場合に、ストレス反応が高いことが示された。

Journal Title
広島国際大学心理科学部紀要
Volume
1
Issue
1(創刊号)
Spage
3
Epage
13
Published Date
2014-3-1
Publisher
広島国際大学心理科学部
ISSN
2188-3734
Language
jpn
NIIType
Departmental Bulletin Paper
Text Version
出版社版
Sort Key
2
Set
hirokoku-u