青年から見た父親及び母親の好ましい姿-KJ法による構造化を通して-

URI http://harp.lib.hiroshima-u.ac.jp/hirokoku-u/metadata/12313
File
Title
青年から見た父親及び母親の好ましい姿-KJ法による構造化を通して-
Title Alternative
Parental attitudes desired by young prople structured using the KJ method.
Author
氏名 大島 聖美
ヨミ オオシマ キヨミ
別名 OSHIMA Kiyomi
Abstract

本研究では,青年の記憶に残る親からの好ましい養育態度と青年から見た父親・母親の役割の共通点と違いを明らかにすることを目的に,大学生52名に対して自由記述による質問紙調査を実施した。その回答についてKJ法を用いて構造化した結果,これまでの先行研究と同様に母親の「惜しみない支援」や「ポジティブな生活律」,父親の「縁の下の力持ち」や「要所を押さえる」のような情緒的関係性や結合性と関連する要素が青年からも好ましいと評価されていることが明らかとなった。また,母親の「強い信念」や父親の「かっこいいと思える背中」という要素から,青年期においては,両親が自らの価値観を示してくれることが,統制というよりも独自性として子に評価され,その重要性が示唆された。一方,母親が子を「柔軟な距離感」で温かく見守るという,子の様子次第で適切な距離をとる養育態度や,父親の「家族への情と信念」といった家族を大切にしている態度などが評価されている点は,新しい養育態度に関する概念への示唆に富むと思われる。父親・母親の役割の共通点と違いについては,父親と母親の子への関わりは,大きな枠組みでは近い質として認識されているが,細かな点では異なる質として認識されていることが示唆された。

Journal Title
広島国際大学心理学部紀要
Volume
4
Spage
13
Epage
24
Published Date
2017-03-14
Publisher
広島国際大学心理学部
ISSN
2432-2067
Language
jpn
NIIType
Departmental Bulletin Paper
Text Version
出版社版
Sort Key
12
Set
hirokoku-u