ADHD(注意欠陥/多動性障害)児支援の際の「家庭と学校」の連携を考える

URI http://harp.lib.hiroshima-u.ac.jp/hirokoku-u/metadata/12350
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タイトル
ADHD(注意欠陥/多動性障害)児支援の際の「家庭と学校」の連携を考える
著者
氏名 鶴田 一郎
ヨミ ツルタ イチロウ
別名 Ichiro TSURUTA
抄録

発達障害は、大きく知的障害のグループと自閉症を中核とするグループに分けられる。後者の自閉症を中核とするグループの3/4は知的障害を伴うタイプである。これを単に「自閉症」と呼んだり、提唱者の名前をつけてカナー型自閉症と呼んだりする。一方、自閉症を中核とするグループの残りの1/4は知的障害を伴わない、或いは軽い知的障害があるタイプである。知的障害を伴うタイプの発達障害は、通常、特別支援学校(知的障害)や通常学校の特別支援学級(固定式)に所属しているため、一般の教師が担当になることは少ないが、通常学校の通常学級や小中の特別支援学級(通級式:通級指導教室)の担任で問題となるのは、知的障害を伴わない、或いは軽い知的障害がある発達障害児である。具体的には、アスペルガー症候群、高機能自閉症、LD(学習障害)、ADHD(注意欠陥/多動性障害)などである。この内、本研究では自閉症を中核とするグループ、すなわち自閉症スペクトラムの中から、ADHDに焦点を当てる。なお、本稿では、特に「生徒指導」の視点からADHD(Attention Deficit Hyperactivity Disorder:注意欠陥/多動性障害)児およびその家族への支援、特に家庭と学校の連携について、1.家庭と学校の思いのずれ①家庭側の学校へのネガティブな思い・②学校側の家庭へのネガティブな思い、2.家庭側の歩み寄り─ADHDを学校側に、どう伝えるかを中心に、3.学校側の歩み寄り①ADHDと思われる子供について、保護者にどう伝えるか・②家庭での協力を得るために学校はどのように働きかければよいか・③保護者と学校との間に考えのずれがある場合どうするか・④他の保護者からの苦情が出ている場合どうするか、と順次、検討・考察した。

掲載雑誌名
広島国際大学 教職教室 教育論叢
9
開始ページ
49
終了ページ
55
出版年月日
2017年12月20日
出版者
広島国際大学 心理科学部 教職教室
ISSN
1884-9482
本文言語
日本語
資料タイプ
紀要論文
著者版フラグ
出版社版
ソートキー
006
区分
hirokoku-u