中長距離走におけるレース終盤の粘りと単純課題成績の関係

URI http://harp.lib.hiroshima-u.ac.jp/hirokoku-u/metadata/12424
File
Title
中長距離走におけるレース終盤の粘りと単純課題成績の関係
Title Alternative
Relationship between perseverance at the end of the race in middle-long distance running and simple task-performance
Author
氏名 大藤 弘典
ヨミ オオトウ ヒロノリ
別名 OTO Hironori
Abstract

本研究では,大学の陸上部に所属する中長距離選手を対象に,レース終盤におけるタイムの落ち込みと単純な認知課題の成績との関係を調査した。中長距離記録会の5000m走に出場した選手31名の1000mごとのラップタイムを記録し,彼らに対して実施したクレペリン作業検査の成績と比較した。検査では1回15分の単純な計算作業を,休憩を挟んで前後期の2回行った。その結果,レース序盤(1km区間)のタイムと比べて終盤(5km区間)のタイムの落ち込みが小さい選手群の方が,作業検査の結果においても前後期とも終盤の作業量に優れていた。また,レースの終盤の粘りの程度に関係なく,後期作業量の増加が見られた。本結果は,中長距離選手に必須の心理的競技能力である忍耐力を単純な課題で客観的に測定できること,また,作業系列における終盤の作業量の違いが忍耐力の高さを特に強く反映することを示唆している。

Journal Title
広島国際大学心理学部紀要
Volume
6
Spage
7
Epage
13
Published Date
2019-03-01
Publisher
広島国際大学心理学部
ISSN
2432-2067
Language
jpn
NIIType
Departmental Bulletin Paper
Text Version
出版社版
Sort Key
2
Set
hirokoku-u