探求能力を育てる教科指導の工夫

URI http://harp.lib.hiroshima-u.ac.jp/hirokoku-u/metadata/12452
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タイトル
探求能力を育てる教科指導の工夫
別タイトル
ー考えを交流する場を生かしてー
著者
氏名 八川 慎一
ヨミ ハチカワ シンイチ
別名 Shin‐ichi HACHIKAWA
氏名 岡田 大爾
ヨミ オカダ ダイジ
別名 Daiji OKADA
抄録

要旨:中央教育審議会がまとめた「幼稚園,小学校,中学校,高等学校及び特別支援学校の学習指導要領等の改善及び必要な方策等について(答申)」(平成28年12月21日,以下「H28中教審答申」と略する。)の現行の学習指導要領理科の課題に,「小学校,中学校共に,『観察・実験の結果などを整理・分析した上で,解釈・考察し,説明すること』などの資質・能力に課題が見られることが明らかになっている」1)と述べられている。また,次期中学校学習指導要領解説理科編(平成29年7月,以下「次期解説理科編」と略する。)では,自然の事物・現象に関わり,理科の見方・考え方を働かせ,見通しをもって観察,実験を行うことなどを通して,自然の事物・現象を科学的に探究するために必要な資質・能力の育成を目標としている。さらに,次期解説理科編では,「単元など内容や時間のまとまりを見通して,その中で育む資質・能力の育成に向けて,生徒の『主体的・対話的で深い学び』の実現に向けた授業改善を図るようにすること。その際,理科の学習過程の特質を踏まえ,理科の見方・考え方を働かせ,見通しをもって観察,実験を行うことなどの科学的に探究する学習活動が充実するようにすること。」2)と述べられている。本研究では,単元の中の小単元の学習の中で探究課題を設定し,その実験結果を分析・解釈(考察)することを通して,探究能力を育てるための授業改善について検討した。その研究の結果,次の2点の授業改善の視点を見出すことができた。(1)考察することについて苦手意識や課題のある生徒の実態を想定して,科学的に探究する活動において,スモールステップで実験結果を分析・解釈(考察)するワークシートを工夫する。(2)実験結果を分析・解釈(考察)するとき,多くの生徒の多様な考えを交流する場を設定して,他の参考になった考察を記述させ,練り直しをさせる。

掲載雑誌名
広島国際大学 教職教室 教育論叢
10
開始ページ
24
終了ページ
34
出版年月日
2018-12-20
出版者
広島国際大学 教職教室
ISSN
1884-9482
本文言語
日本語
資料タイプ
紀要論文
著者版フラグ
出版社版
ソートキー
004
区分
hirokoku-u