探求能力を育てる教科指導の実践的研究

URI http://harp.lib.hiroshima-u.ac.jp/hirokoku-u/metadata/12456
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タイトル
探求能力を育てる教科指導の実践的研究
別タイトル
ー観察,実験における結果の解釈を通してー
著者
氏名 八川 慎一
ヨミ ハチカワ シンイチ
別名 Shin‐ichi HACHIKAWA
氏名 岡田 大爾
ヨミ オカダ ダイジ
別名 Daiji OKADA
抄録

要旨:次期中学校学習指導要領解説理科編(平成29年7月)では,自然の事物・現象に関わり,理科の見方・考え方を働かせ,見通しをもって観察,実験を行うことなどを通して,自然の事物・現象を科学的に探究するために必要な資質・能力の育成を目標としている。さらに,「単元など内容や時間のまとまりを見通して,その中で育む資質・能力の育成に向けて,生徒の『主体的・対話的で深い学び』の実現に向けた授業改善を図るようにすること。その際,理科の学習過程の特質を踏まえ,理科の見方・考え方を働かせ,見通しをもって観察,実験を行うことなどの科学的に探究する学習活動が充実するようにすること。」1)と述べられている。対象中学校の対象生徒は,理科は概ね好きで,実験を正しく行うことはできるが,実験結果を分析し,解釈することに関して苦手とする生徒が多い実態があることが分かっている。このことを踏まえ,本研究では,この課題を解決するために,スモールステップのワークシートを活用することと,考察する場面における考えを交流する場の指導を工夫する授業改善の視点を考えた。このことについて,探究能力を育てるために,これらの授業改善の視点が有効であったかの検証を行った。科学的に探究する活動を仕組み,結果を分析・解釈することを通して,探究能力を育てることをねらいとして,検証した。科学的に探究する活動において,考えを交流する場を活用すると,自分の考えを確認・修正し,問題を解決することができ,探究能力の育成に有効であることが分かった。さらに,これらのことを通して「主体的・対話的で深い学び」につながることも分かった。今後,科学的に探究する活動を充実させるため,単元に応じた探究課題を見出し,中学校3年間を見通した系統的,計画的な実践を仕組むことが課題である。

掲載雑誌名
広島国際大学 教職教室 教育論叢
10
開始ページ
80
終了ページ
96
出版年月日
2018-12-20
出版者
広島国際大学 教職教室
ISSN
1884-9482
本文言語
日本語
資料タイプ
紀要論文
著者版フラグ
出版社版
ソートキー
010
区分
hirokoku-u