「心に響く防災・減災教育」の研究(3)
URI | http://harp.lib.hiroshima-u.ac.jp/hirokoku-u/metadata/12466 | ||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ファイル |
022-越智・岡田 「心に響く防災・減災教育」の研究(3).pdf
( 1785.0 KB )
公開日
:2019-06-04
|
||||||||||||
タイトル |
「心に響く防災・減災教育」の研究(3)
|
||||||||||||
別タイトル |
ー巨礫の意味を理解し、土石流の再来予測につなげる取り組み例ー
|
||||||||||||
著者 |
|
||||||||||||
抄録 |
要旨:過去の教訓に学ぶ事が防災・減災に最も効果的と言われながら、今回の西日本豪雨災害においても数十年以上前の過去の教訓が生かされたとは言いがたい状況にある。そこで、今回多くの人々の心に残り、世代を超えて語り継がれるように土砂災害の恐ろしさを分かりやすく明示して、かつ、子供から大人まで危機管理の意識を共有して、確実に正しい対策がとれるように「風化(麻痺)しない教材」にすることが重要となる。呉市天応西条地区では、今回の災害で1mを越える巨礫を多数含む破壊的な土石流が押し寄せて犠牲者が出たが、その被災地の下流には、1945年9月に広島地方を襲った枕崎台風で出た巨礫が庭先にある住宅が存在する。このことは、この地域が土石流災害に遭いやすい地域であることを物語っているものであるが、この地域の宅地開発に際して、そのことが教訓とならず、結果として甚大な災害を引き起こしたといえる。地球温暖化による集中豪雨の規模の増大化が心配される中、ここでは、甚大な災害を引き起こす巨礫を含む土石流発生の可能性を見極める基礎資料として、過去の土石流で流出した巨礫の事例を取り上げ、今回の事例を含めて各地域で実施される防災の「想定」に活用していきたい。 |
||||||||||||
掲載雑誌名 |
広島国際大学 教職教室 教育論叢
|
||||||||||||
号 |
10
|
||||||||||||
開始ページ |
231
|
||||||||||||
終了ページ |
241
|
||||||||||||
出版年月日 |
2018-12-20
|
||||||||||||
出版者 |
広島国際大学 教職教室
|
||||||||||||
ISSN |
1884-9482
|
||||||||||||
本文言語 |
日本語
|
||||||||||||
資料タイプ |
紀要論文
|
||||||||||||
著者版フラグ |
出版社版
|
||||||||||||
ソートキー |
022
|
||||||||||||
区分 |
hirokoku-u
|