ホームレス問題と道徳教育

URI http://harp.lib.hiroshima-u.ac.jp/hirokoku-u/metadata/12497
File
Title
ホームレス問題と道徳教育
Title Alternative
~受講による学生の見方の変化と教科「道徳」~
Author
氏名 鹿嶌 達哉
ヨミ カシマ タツヤ
別名 Tatsuya KASHIMA
Abstract

論文要旨:ホームレス問題では本人の責任を重視する「よくある素朴な見方」と種々の社会問題を重視する「支援者側の見方」が対立することが多い。大学生が支援者の講演を聞く前後の見方を調べ、その変化と上記2つの見方との対応性を検討した。さらに、2018年に告示された教科「道徳」とホームレス問題との関連を考察した。野宿者襲撃(いじめとの同型性が指摘されている)、ホームレス生活者に対する偏見と差別等は、本来道徳教育が解決すべき問題であるが、今回の改訂では自主・自律、節度、遵法精神・公徳心、社会正義、社会参画・公共の精神、勤労、家庭生活の充実、集団生活の充実等を重視するあまり、ホームレス生活(者)を否定・排除する背景・理由づけとなる危険性がある。「あるべき姿」を教える道徳教育に対して、現実の悪(人・社会・私の中にある)への向き合い方を示した発達的モラルレジリエンスモデルの道徳教育における可能性も併せて考察した。

Journal Title
広島国際大学総合教育センター紀要
Issue
4
Spage
35
Epage
53
Published Date
2020年2月
Publisher
広島国際大学総合教育センター
ISSN
2432-2881
Language
jpn
NIIType
Departmental Bulletin Paper
Text Version
出版社版
Sort Key
005
Set
hirokoku-u