乳幼児を育てる共働き家庭に対する家庭教育支援を考える ’生活における一番の助け’に着目して

URI http://harp.lib.hiroshima-u.ac.jp/hirokoku-u/metadata/12579
ファイル
タイトル
乳幼児を育てる共働き家庭に対する家庭教育支援を考える ’生活における一番の助け’に着目して
別タイトル
Consideration of Home Education Support for Working couples with Children. Focus on the most important help in their living.
著者
氏名 梅田 弘子
ヨミ ウメダ ヒロコ
別名 Hiroko UMEDA
抄録

要旨:第3期教育振興基本計画における「家庭の教育力の向上」をめざして、地域全体で家庭教育を支える「家庭教育支援チーム」の活動が推進されている。増加の一途を辿る共働き家庭への家庭教育支援を考えるために、乳幼児を育てる共働き夫婦を対象に、現在の生活における一番の助けについて調査した。結果、夫婦ともに、子どもが健康で笑顔であること、自分の親が子どもの世話(特に病気時)や送迎、家事を助けてくれていること、夫婦相互の精神的なサポート、が挙げられた。夫にとっては妻が家事・育児をしてくれる、仕事に理解をしてくれる、保育園や学童があることが、妻にとっては友人との気分転換も助けとなっていた。共働き夫婦のペアデータを分析したが夫、妻それぞれにとっての「一番の助け」の特徴には違いがみられ、妻にとって親からの手段的サポートは特に重要な存在となっていた。親が担っているインフォーマルなサポートを、居住地域の「家庭教育支援チーム」が代替できるような、支援体制の仕組みづくりが求められる。また、病児・病後児保育やファミリーサポート事業など行政・民間のフォーマルサポートを充実させることで対応できるよう、手軽に活用しやすい形で提供可能な体制の整備も求められる。共働きが進む今、より一層、子育てに社会性が求められており、親が安心して子どもに関わることが保障されるよう、労働環境を含めた、地域社会の形成も求められる。

掲載雑誌名
広島国際大学 教職教室 教育論叢
13
開始ページ
21
終了ページ
31
出版年月日
2021年12月
出版者
広島国際大学 教職教室
ISSN
1884-9482
本文言語
日本語
資料タイプ
紀要論文
著者版フラグ
出版社版
ソートキー
002
区分
hirokoku-u