理科学習におけるアクティブ・ラーニングの実証的研究Ⅲ:-理科学習に対する生徒のレリバンスの向上に関する研究-
URI | http://harp.lib.hiroshima-u.ac.jp/hirokoku-u/metadata/12580 | ||||||||||||
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ファイル |
3_2021_濱保.pdf
( 823.0 KB )
公開日
:2022-03-25
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タイトル |
理科学習におけるアクティブ・ラーニングの実証的研究Ⅲ:-理科学習に対する生徒のレリバンスの向上に関する研究-
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別タイトル |
Empirical Study of Active Learning in ScienceⅢ:-A Study on Improvement of Student’s Relevence against Scienece Learning-
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著者 |
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抄録 |
要 旨:近年、PISA などの諸調査において、理科を学ぶ意義や有用性についての意識の欠如が指摘されている。理科学習の意義や有用性を認識させるためには、日常社会や職業とのつながりだけでなく、生徒が学習内容と自分との関連性を意識することが重要である。そこで、学習者が学んでいるときに楽しいとか将来役に立つという学ぶ意義や有用性を感じる「レリバンス」が注目されており、このレリバンスを向上させることによって、アクティブ・ラーニングの視点の一つである「主体的な学び」が実現できると思われる。そこで、本研究は、理科学習の意義や有用性を生徒に実感させ、学習レリバンスを向上させるために、単元の学習内容に日常生活との関連した内容と科学的能力を向上させる課題・発見解決学習を組み込んだ授業を考案し、その効果を検証しようとするものである。その結果、単元の学習内容に日常生活との関連した内容と科学的能力を向上させる課題・発見解決学習を組み込んだ実社会と結びついた理科授業を行うことで、学習が楽しいという生徒の現在的レリバンスを育成することができ、内発的動機付けを向上させ、理科好きな生徒を増やすことにつながった。また、実社会の中での有用性や将来の高校入試で必要なキャリア教育を実施することで、日常生活での有用性や高校入試へ向けての道具的動機付けが高まり、将来的レリバンスを育成することができた。 |
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掲載雑誌名 |
広島国際大学 教職教室 教育論叢
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号 |
13
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開始ページ |
33
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終了ページ |
50
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出版年月日 |
2021年12月
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出版者 |
広島国際大学 教職教室
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ISSN |
1884-9482
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本文言語 |
日本語
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資料タイプ |
紀要論文
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著者版フラグ |
出版社版
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ソートキー |
003
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区分 |
hirokoku-u
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