主体的な地域防災体制づくりの事例的研究 広島市東区福田地区における防災体制づくりの経緯と教訓について

URI http://harp.lib.hiroshima-u.ac.jp/hirokoku-u/metadata/12581
ファイル
タイトル
主体的な地域防災体制づくりの事例的研究 広島市東区福田地区における防災体制づくりの経緯と教訓について
別タイトル
Case study about Creating a Proactive Regional Disaster Prevention System
著者
氏名 越智 秀二
ヨミ オチ シュウジ
別名 Syuji OCHI
氏名 岡田 大爾
ヨミ オカダ ダイジ
別名 Daiji OKADA
抄録

要旨:「平成26年8月豪雨」以降、広島市は地域の防災体制づくりに力を入れている。本論では、その中でも主体的な地域の防災体制づくりの取り組みを続けている広島市東区福田地区で「平成30年7月豪雨」以降に行われた事例を中心に、住民の意識が飛躍的に高まった防災体制づくりの経緯とその教訓について報告し、全国各地の自主防災組織づくりの一助としたい。福田地区では防災士を各地域で1名養成することや危険地域のライブカメラ複数整備、各住民が指摘する災害の実態を基にした安全な避難体制づくりに不可欠な「わがまち防災マップづくり」などが住民主体で強力に推進され、国土交通省の協力も得て研修なども行われている。在来住民と新興住宅地の住民が混在する地区で互いの文化の違いを防災という共通の目的で団結を強めていった結果、防災が街づくりの点においても重要な位置を占めるようになった。また、地区の防災士の数が15名まで広がり、自主防災会よりさらに防災に特化した組織の福田地区防災士会を設立し、さらなる防災士の育成や専門的な研修を行っている。また、役員同士でLINEを使って連絡を取りながら最適な方法をリアルタイムで決断して改善を進めている。以上の取り組みにより余裕をもって災害時に対応できるようになった。このように防災士を育成しながら、相乗的に住民の防災意識を飛躍的に高めた住民主体の防災体制づくりをできるだけ多くの地域に広めていきたい。

掲載雑誌名
広島国際大学 教職教室 教育論叢
13
開始ページ
51
終了ページ
65
出版年月日
2021年12月
出版者
広島国際大学 教職教室
ISSN
1884-9482
本文言語
日本語
資料タイプ
紀要論文
著者版フラグ
出版社版
ソートキー
004
区分
hirokoku-u