対人不安の発生過程 : 自己呈示との関連
URI | http://harp.lib.hiroshima-u.ac.jp/hirokoku-u/metadata/1828 | ||||||||||||
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File |
shinki2-ogawa.pdf
( 232.0 KB )
Open Date
:2008-12-04
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Title |
対人不安の発生過程 : 自己呈示との関連
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Title Alternative |
Process of Social Anxiety : The Relationship with Self-Presentation
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Author |
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Subject |
対人不安
自己呈示
自己制御
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Abstract |
本研究の目的は,自己制御の視点から対人不安の自己呈示理論に説明を加え,この理論に基づいた対人不安の発生過程を検討することであった。大学生・大学院生に質問紙調査を行い,以下の結果が得られた。①自己呈示理論で取り上げられる各要因から対人不安の認知・行動面への影響が認められた。②自己制御の過程に沿って組み立てられた自己呈示理論に基づいた対人不安の発生過程が確認された。これらの中で特に重要な点は,自意識と自己呈示欲求の高まりによって不安が発生することと,それに対処し制御できるかどうかという主観的可能性によって回避行動が生起することが明らかにされた点であった。これらから,自己呈示の観点から対人不安の発生過程が説明され,今後具体的な介入を考える際の基礎的な枠組みとして用いることができる可能性が示唆された。 |
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Journal Title |
広島国際大学心理臨床センター紀要
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Issue |
2
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Spage |
13
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Epage |
18
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Published Date |
2004-01-30
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Publisher |
広島国際大学心理臨床センター
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ISSN |
1348-2092
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NCID |
AA12125734
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Language |
jpn
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NIIType |
Departmental Bulletin Paper
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Text Version | |||||||||||||
Old URI | |||||||||||||
Set |
hirokoku-u
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