幼児のソシオメトリック地位と仲間との相互作用の関連

URI http://harp.lib.hiroshima-u.ac.jp/hirokoku-u/metadata/1829
File
Title
幼児のソシオメトリック地位と仲間との相互作用の関連
Title Alternative
The relations of sociometric status to social interaction.
Author
氏名 岡村 寿代
ヨミ オカムラ ヒサヨ
別名 Okamura Hisayo
氏名 杉山 雅彦
ヨミ スギヤマ マサヒコ
別名 Sugiyama Masahiko
Subject
幼児
肯定的指名得点
2者間の双方向的な関係
社会的スキル
Abstract

本研究では,幼児の仲間関係と相互作用との関連を検討することを目的とした。24名の幼児(男児10名,女児14名:平均4歳10ヶ月)の仲間関係を測定するためにソシオメトリックテストを実施した。幼児の仲間との相互作用は,保育活動中の行動を2時点(Time1, Time2 ; Time1から6ヵ月後)で直接観察した。分析は,はじめに, Time2におけるソシオメトッリク法の肯定的指名数及び相互選択数の平均点に基づいてそれぞれ高群と低群に分類し,仲間との相互作用数,相互作用におけるターン数を従属変数とし,各群と測定時期を独立変数とした2 (群)x 2 (測定時期)の2要因の分散分析を行った。その結果,肯定的指名数と相互作用に関しては,仲間集団から受容されている男児は,Time1よりもTime2において,相互作用におけるターン数が長いことが明らかになった。女児については,仲間集団からの受容度と相互作用数及びターン数との関連は認められなかった。一方,相互選択数と相互作用に関しては,2者間における双方向的な関係を形成している幼児は,相互作用を多く示していることが明らかにされた。これらの結果より,仲間集団からの受容度に影響する要因は男女で異なること,また,2者間の双方向的な関係の形成には,男女ともに相互作用が関連していることが示唆された。

Journal Title
広島国際大学心理臨床センター紀要
Issue
5
Spage
36
Epage
43
Published Date
2007-03-20
Publisher
広島国際大学心理臨床センター
ISSN
1348-2092
NCID
AA12125734
Language
jpn
NIIType
Departmental Bulletin Paper
Text Version
出版社版
Old URI
Set
hirokoku-u