危機的状況にあるがん患者の苦悩のプロセス:臨床実習の体験に基づく記録の分析

URI http://harp.lib.hiroshima-u.ac.jp/hirokoku-u/metadata/8779
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タイトル
危機的状況にあるがん患者の苦悩のプロセス:臨床実習の体験に基づく記録の分析
別タイトル
Suffering Process of a Patient with Cancer in End-of-Life Crisis Situation:Analysis of the Documentation of Clinical Experience in Nursing Practice
著者
氏名 間普 順也
ヨミ マブ ジュンヤ
別名 Mabu Junya
氏名 小笠原 知枝
ヨミ オガサワラ チエ
別名 Ogasawara Chie
氏名 吉岡 さおり
ヨミ ヨシオカ サオリ
別名 Yoshioka Saori
キーワード
危機的状況
自殺
苦悩プロセス
看護介入
抄録

本研究は,危機的状況から自殺に至った終末期がん患者を対象に,実習記録の分析から患者の苦悩
プロセスを明らかにし,看護介入を検討することを目的とした.
具体的には,1)現病歴や今回の入院データを基に看護診断と看護介入の分析, 2) Holmes & Rahe
(1967)の社会再適応尺度(SRRS) を用いて分析, 3) Wiedenbach (1964) のコミュニケーション理
論に基づき,筆者とクライエントとの対応場面の再構成による分析などから患者の苦悩のプロセスを
検討した.
その結果、以下の3点が示唆された.1)苦悩のプロセスにおいて,【不十分な社会的支持,不適切
な対処規制,出来事の不適切な知覚】などの心理的不均衡要因が明らかにされた.2) 患者には自殺
に至る複数の要因が存在し,それによるストレス値は高かった.3)苦悩のプロセスにおいて,【不安
軽減,積極的傾聴,自己尊重強化,自殺予防,コーピング強化】などの看護介入が示唆された.

掲載雑誌名
広島国際大学看護学ジャーナル
8
1
開始ページ
39
終了ページ
50
出版年月日
2011-03-31
出版者
広島国際大学看護学部
ISSN
1349-5917  
NCID
AA12052528
本文言語
日本語
資料タイプ
紀要論文
著者版フラグ
出版社版
ソートキー
05
旧URI
区分
hirokoku-u