キャリア発達を促す総合的な学習の時間の実践的な研究 -中学校と大学との連携を通してー
URI | http://harp.lib.hiroshima-u.ac.jp/hirokoku-u/metadata/12354 | ||||||||||||
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File |
011-濱保・:岡田:キャリア発達を促す総合的な学習の時間の実践的な研究.pdf
( 881.0 KB )
Open Date
:2018-02-13
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Title |
キャリア発達を促す総合的な学習の時間の実践的な研究 -中学校と大学との連携を通してー
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Author |
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Abstract |
平成23年の中央教育審議会答申では,社会に出る際に最低限必要なことや将来を考える際の土台となる意欲・スキルについて「基礎的・汎用的能力」として①人間関係形成・社会形成能力,②自己理解・自己管理能力,③課題対応能力,④キャリアプランニング能力をあげているが,現在の中学校でのキャリア教育の現状をみると,職場体験学習やインターンシップなどの職場の体験的な活動や調べ学習,発表などが中心で,これらの能力の育成は十分とは言えない。本研究では,これらの能力を高めるために,中学生が大学授業の体験や大学施設の見学をしたりして,社会で活躍するために様々なことを学んでいる大学生の環境に触れさせることにより,自分の生き方を考える契機として社会貢献や職業選択のきっかけ,夢などの話題を提供するといったキャリア教育を行った。このように自分の将来設計の見通しと希望をもった進路を考える力や態度を養うことを目的とした授業を計画・実施し,キャリア発達にかかわる能力を育成する上での効果を検証した。その結果,学習態度・学習方略,解決意欲は向上したが,自己有用感は低下した。それを向上させるためには,事前の中学校・大学の綿密な連携と大学・専門学校側からの生徒への評価が必要である。 |
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Journal Title |
広島国際大学 教職教室 教育論叢
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Issue |
9
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Spage |
95
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Epage |
103
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Published Date |
2017-12-20
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Publisher |
広島国際大学 心理科学部 教職教室
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ISSN |
1884-9482
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Language |
jpn
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NIIType |
Departmental Bulletin Paper
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Text Version |
出版社版
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Sort Key |
011
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Set |
hirokoku-u
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