瀬戸内地域におけるUHF帯電波の海上伝搬特性

URI http://harp.lib.hiroshima-u.ac.jp/hiroshima-cu/metadata/5897
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タイトル
瀬戸内地域におけるUHF帯電波の海上伝搬特性
別タイトル
Characteristics of UHF Band Radio Propagation over the Seto Inland Sea
著者
氏名 岩見 哲也
ヨミ イワミ テツヤ
別名 IWAMI Tetsuya
氏名 西 正博
ヨミ ニシ マサヒロ
別名 NISHI Masahiro
氏名 吉田 彰顕
ヨミ ヨシダ テルアキ
別名 YOSHIDA Teruaki
キーワード
瀬戸内地域
UFH帯海上伝搬
K形フェージング
潮位相関
2波モデル
抄録

これまで陸上伝搬のみならず海上伝搬特性を明らかにすることを目的として,多くの電波伝搬実験が行われてきた.本研究で対象とした瀬戸内地域は,対岸からの電波が到来しやすい環境であるが,その測定例は少ない.筆者らは,今後地上デジタルテレビ放送や移動通信への利用が検討されているUHF帯に着目し,標高の異なる2箇所の受信点において瀬戸内海上を伝搬したUHF帯テレビ放送波の定点測定を行った.18か月間の測定データから各受信点における伝搬損の月ごと累積確率分布や1時間ごとの伝搬損変動幅を算出することで,伝搬特性の定量的な評価を行った.また,直接波と海面反射波を想定し,従来から知られている2波モデルに基づいて大気屈折率と潮位の変動を考慮し,伝搬特性の考察を行った.測定の結果,受信点の標高が高く直接波と海面反射波の経路長差が大きいほど,伝搬損の変動が大きくなることを確認した.この伝搬損変動は大気屈折率の変化に伴うK形フェージングによって生じること,また大気屈折率が変化せず伝搬路が安定する場合にも,反射点の潮位の変化に伴って約12時間周期の伝搬損変動が生じることが分かった.また2波モデルによる考察から,瀬戸内地域におけるUHF帯電波の海上伝搬特性は,大気屈折率と潮位の両方の影響を考慮する必要があることを示した.

査読の有無
掲載雑誌名
電子情報通信学会論文誌. B, 通信
J92-B
1
開始ページ
224
終了ページ
232
出版年月日
2009-01-01
出版者
社団法人電子情報通信学会
ISSN
1344-4697
NCID
AA11325909
NAID
110007379665
本文言語
日本語
資料タイプ
学術雑誌論文
著者版フラグ
出版社版
権利情報
copyright©2009 IEICE
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区分
hiroshima-cu