平面検出ハフ変換を用いたディジタル X 線画像からの照射野絞り領域の検出

URI http://harp.lib.hiroshima-u.ac.jp/hiroshima-cu/metadata/6529
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タイトル
平面検出ハフ変換を用いたディジタル X 線画像からの照射野絞り領域の検出
別タイトル
Collimation Field Detection from Digital Radiographs Using Plane Detection Hough Transform
著者
氏名 川下 郁生
ヨミ カワシタ イクオ
別名 KAWASHITA Ikuo
氏名 青山 正人
ヨミ アオヤマ マサヒト
別名 AOYAMA Masahito
氏名 梶山 朋昭
ヨミ カジヤマ トモアキ
別名 KAJIYAMA Tomoaki
氏名 浅田 尚紀
ヨミ アサダ ナオキ
別名 ASADA Naoki
氏名 粟井 和夫
ヨミ アワイ カズオ
別名 AWAI Kazuo
キーワード
X線照射野絞り
画像生成モデル
ハフ変換
平面検出
画像圧縮
抄録

医療分野で用いられるディジタルX線画像に対して, 診断に不必要な絞り領域を検出する研究が行われている.これまでの研究では, 検出対象である絞り領域の境界を, 二次元画像においてエッジ抽出を行い直線として検出する手法が採用されていた.しかしその境界は, 画像の生成原理上理想的なステップ・エッジではなく, ぼけ(半影)を含むランプエッジとなる.そこで本論文では, X線画像を輝度方向に一次元拡張した三次元データと考えることで, 絞り領域の境界を平面として検出するハフ変換を用いた手法を提案する.実験では, モデル化の妥当性を検証し, 提案手法の効果を確認するために絞り領域の検出実験を行った.その結果, 336例の画像のうち, 96.4%(324例)の画像に対して絞り領域を正しく検出できた.更に, 検出した絞り領域の輝度値を0にした画像を圧縮した画像データ量は, 原画像を圧縮した画像データ量より小さくなることを示す.

査読の有無
掲載雑誌名
電子情報通信学会論文誌. D-II, 情報・システム, II-パターン処理
J88-D-II
3
開始ページ
646
終了ページ
656
出版年月日
2005-03-01
出版者
社団法人電子情報通信学会
ISSN
0915-1923
NCID
AA11340957
NAID
110003203213
本文言語
日本語
資料タイプ
学術雑誌論文
著者版フラグ
出版社版
権利情報
copyright©2005 IEICE
関連URL
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区分
hiroshima-cu