実効チャネル長抽出における測定誤差

URI http://harp.lib.hiroshima-u.ac.jp/hiroshima-cu/metadata/6876
ファイル
タイトル
実効チャネル長抽出における測定誤差
著者
氏名 寺田 和夫
ヨミ テラダ カズオ
別名 TERADA Kazuo
キーワード
MOSFET
実効チャネル長
測定誤差
最小2乗法
抄録

実効チャネル長の抽出方法の精度を調べるために,そこで使用される最小2乗法における誤差の振舞いを調べた.その結果,「抽出に使用するデータ数を増やすことは主に測定データ値のばらつきを抑える効果をもち,部分的ではあるが測定誤差の低減にも効果をもつ」ことが明らかになった.次に,この結果に基づき実測データを用いた実効チャネル長の抽出結果を考察した.使用した試料においては,短チャネルMOSFETで設計チャネル長と実効チャネル長の間の線形関係のずれが大きくなる傾向が見られた.このような場合,使用するMOSFETとして長短両チャネルMOSFETを含むなるべく多くのMOSFETを使うことが好ましいことがわかった.

査読の有無
掲載雑誌名
電子情報通信学会論文誌. C-II, エレクトロニクス, II-電子素子・応用
J78-C2
9
開始ページ
482
終了ページ
488
出版年月日
1995-09-25
出版者
社団法人電子情報通信学会
ISSN
0915-1907
NCID
AN10071294
NAID
110003314765
本文言語
日本語
資料タイプ
学術雑誌論文
著者版フラグ
出版社版
権利情報
copyright©1995 IEICE
関連URL
旧URI
区分
hiroshima-cu