地上ディジタルテレビ放送用マイクロ波帯集中定数型光変調器の試作

URI http://harp.lib.hiroshima-u.ac.jp/hiroshima-cu/metadata/6883
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タイトル
地上ディジタルテレビ放送用マイクロ波帯集中定数型光変調器の試作
別タイトル
Lumped Constant Type Optical Modulator in the Microwave Band for Digital Terrestrial TV Broadcasting
著者
氏名 生岩 量久
ヨミ ハエイワ カズヒサ
別名 HAEIWA Kazuhisa
氏名 鳥羽 良和
ヨミ トバ ヨシカズ
別名 TOBA Yoshikazu
キーワード
マイクロ波
LN光変調器
番組伝送回線
地上ディジタルテレビ放送
抄録

UHF帯(470〜770 MHz)で開発,実用化されているニオブ酸リチウム(LiNbO_3)の電気光学効果を用いた光変調器をもとに,地上ディジタルテレビ放送の番組伝送回線へ適用すべく,マイクロ波帯で高感度動作する集中定数型光変調器の試作を行い,実現の可能性について検討を行った.地上ディジタル放送の番組伝送回線用の周波数は6〜7GHz帯と10GHz帯が主に割り当てられていることに加えて,広い帯域幅(6〜9MHz)を有するため,高C/Nを確保するためには,様々な技術課題を克服する必要がある.このため,LN光変調器の方式及び変調電極構造等を根本的に見直すことにより,6GHzにおいて目標値である約25dBのC/Nを得ることができた.本システムのC/Nは,入力信号のC/Nが十分高い場合,LN光変調器への入力信号電圧すなわち光変調度により決定される.実際のシステムにおいては,20dB以上の利得をもつヘッドアンプが挿入されるため,システムとして45dB以上(目標値)のC/Nを確保することは十分可能と考えられる.

査読の有無
掲載雑誌名
電子情報通信学会論文誌. C, エレクトロニクス
J89-C
11
開始ページ
925
終了ページ
932
出版年月日
2006-11-01
出版者
社団法人電子情報通信学会
ISSN
1345-2827
NCID
AA11412446
NAID
110007379827
本文言語
日本語
資料タイプ
学術雑誌論文
著者版フラグ
出版社版
権利情報
copyright©2006 IEICE
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区分
hiroshima-cu