情報化時代における消費行動 : インターネットで何が変わったのか

URI http://harp.lib.hiroshima-u.ac.jp/hkg/metadata/1035
ファイル
タイトル
情報化時代における消費行動 : インターネットで何が変わったのか
別タイトル
Consumption Behaviors in the Information Age :What Was Changed by the Internet?
著者
氏名 竹元 雅彦
ヨミ タケモト マサヒコ
別名 Takemoto Masahiko
氏名 栗原 理
ヨミ クリハラ オサム
別名 Kurihara Osamu
キーワード
消費行動
ユビキタスネット社会
時間価値
Consumption Behavior
Ubiquitous Net Society
Value of Time
抄録

本論文の目的は,インターネットによってこれまでの消費行動がどのように変化を遂げたのか,また今後どのように変化していくのかについてその要因とプロセスを検証することで,情報化時代における消費行動の方向性について検証を行うことにある。
インターネットが生活,産業のあらゆる場面で欠かせない経済社会インフラとして社会に浸透したことで,あらゆる産業の活動がインターネットを前提条件に移行しはじめている。消費行動もその例外ではなく,消費者はインターネットを活用することで,従来とは比較にならないほどの「情報」を手に入れることができるようになった。そして,それにより「情報の主導権」,「価格を決める主導権」は次々と生産者から消費者に移行していった。消費行動そのものがインターネットの登場によって根本から変わってしまったと捉えることができる。
その変化のプロセスの中で明らかになったことは,消費者の求める製品・サービスに対する価値に変化が生じたという現実である。消費者は氾濫する情報の中から,自分に価値のあるものを探し出す術を手に入れた。そして,それを可能にしたのがインターネット等の技術の進展なのである。今や情報を自由に使いこなす消費者が求めている価値とは「時間価値」に他ならず,それが企業と顧客とをより近づけることにつながり,消費の主導権
を消費者に得させることとなった。

A purpose of this paper is to explore the directionality of the consumption behavior in the information age. We have concluded that causes and the processes of consumption behavior have changed and would be changed by an appearance of the Internet.
The Internet is the one of numerous social infrastructures in life and in every industrial scene. As every industrial activity is experiencing transformation using the Internet, the consumption behavior will have to be changed. A consumer can obtain tremendous information by utilizing the Internet. And "the leadership of the information" and "the leadership to select a price" principles have been switched over from a producer to a consumer as a consequence of this shift.
The thing that became clear is that in the process the consumer demands value for a product and a service. Thanks to the Internet, the consumer obtained a new tool which could be of tremendous value for him in the ocean of information, and in the result, can manage information more freely. The value that a consumer demands may constitute a new paradigm of "value of time".

掲載雑誌名
現代社会学
9
開始ページ
93
終了ページ
112
出版年月日
2008
出版者
広島国際学院大学現代社会学部
ISSN
1345-3289
NCID
AA11439362
本文言語
日本語
資料タイプ
紀要論文
著者版フラグ
出版社版
旧URI
区分
hkg