【研究報告】嚥下障害のある筋萎縮性側索硬化症患者の体験

URI http://harp.lib.hiroshima-u.ac.jp/jrchcn/metadata/6491
ファイル
タイトル
【研究報告】嚥下障害のある筋萎縮性側索硬化症患者の体験
著者
氏名 鷲野 みどり
ヨミ ワシノ ミドリ
別名
氏名 廣川 恵子
ヨミ ヒロカワ ケイコ
別名
氏名 岡田 淳子
ヨミ オカダ ジュンコ
別名
抄録

本研究の目的は,嚥下障害のある筋萎縮性側索硬化症患者(以下,ALS)の体験を明らかにすることである。患者6名に半構成的面接を実施し,得られたデータを帰納的に分析した。結果,ALS 患者は【嚥下障害を自覚する】体験の後【試行錯誤しながら誤嚥しない方法を身につける】ことを始め,【食事介助や周囲の反応から嚥下障害を実感する】体験や【誤嚥や窒息の恐怖を感じながら命がけで食事する】体験をしていた。そのなかで,【生きる活力である食事を長く続けたいと願う】気持ちを持ちながらも徐々に【進行から胃瘻を受け入れ食事をあきらめていく】体験をしていた。ALS 患者は嚥下障害の進行の過程においても【健康維持に努める】ことをしていた。また,嚥下障害が進行していく体験を経て【食事をしていたころを大切に思う】気持ちに至ることが考えられた。ALS 患者の嚥下障害の体験の中心は【試行錯誤しながら誤嚥しない方法を身につける】ことだと考えられた。

掲載雑誌名
日本赤十字広島看護大学紀要
10
開始ページ
15
終了ページ
22
出版年月日
2010
出版者
日本赤十字広島看護大学
ISSN
1346-5945
NCID
AA11554983
責任DOI
本文言語
日本語
資料タイプ
紀要論文
著者版フラグ
ソートキー
03
旧URI
区分
jrchcn