【研究報告】入院を繰り返す糖尿病患者にとっての入院の意味

URI http://harp.lib.hiroshima-u.ac.jp/jrchcn/metadata/938
ファイル
タイトル
【研究報告】入院を繰り返す糖尿病患者にとっての入院の意味
著者
氏名 中信 利恵子
ヨミ ナカノブ リエコ
別名
キーワード
糖尿病患者
入院の意味
再入院
抄録

 本研究は、入院を繰り返す糖尿病患者にとっての入院の意味を明らかにすることを目的に質的帰納的研究を行った。糖尿病コントロールが困難で再入院した患者2名を対象に、半構成的面接法を用いてデータ収集した。
 分析の結果、『日常の気遣いからの解放』、『日々の葛藤からの解放』、『安心して医療者に身を委ねる』、『自己を変化させるきっかけ』の4つのカテゴリーと16のサブカテゴリーが見出された。
 研究結果より、患者にとって入院は、日常の中で、糖尿病を自己の力でコントロールできなくなった時、医療者にすべてを任せて糖尿病をコントロールする手段であることが分かった。また、入院することが日常の雑事や周囲の人を気遣い、食事療法に取り組む中での葛藤から解放され、安心して糖尿病のコントロールを医療者に任せることができることを意味していた。さらに、入院は自己を変えるきっかけという、人生の転換点として意味づけられていた。

掲載雑誌名
日本赤十字広島看護大学紀要
3
開始ページ
35
終了ページ
43
出版年月日
2003
出版者
日本赤十字広島看護大学
ISSN
1346-5945
NCID
AA11554983
責任DOI
本文言語
日本語
資料タイプ
紀要論文
著者版フラグ
ソートキー
05
旧URI
区分
jrchcn