リカードウ『原理』第21章の研究

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タイトル
リカードウ『原理』第21章の研究
別タイトル
A Study on Chapter XXI of D.Richardo's On the Principles of Political Economy, and Taxation
著者
氏名 佐藤 滋正
ヨミ サトウ シゲマサ
別名 Sato Shigemasa
キーワード
資本蓄積
供給過剰
外国貿易
賃金・利潤相反論
市場利子率
法定利子率
抄録

本稿は、リカードウ『原理』第21章「蓄積の利潤と利子への効果」を、スミスおよびセイと対比して、また先行諸章の論脈を辿る中で、検討したものである。リカードウの"資本蓄積論"はスミス"資本過剰論"を批判し、利潤率の永続的低落は穀物価格上昇による賃金上昇なしには生じえないことを主張したものだが、"外国貿易論"を内包した"投資構造論"であることによって"制度転換論"を展開させていること、その際、スミスとは異なるリカードウの独特な「資本」概念が読み取られうること、が論じられた。またこれまであまり取り上げられることのなかったリカードウの"利子論"についても、テキストの精読とセイ"利子論"との対比の中から、リカードウが、利子率は究極的には利潤率によって規定されるとしながらも、利子率の一時的変動・分散という固有の貨幣的空間に独自の着目をしていたこと、が剔出された。

掲載雑誌名
尾道大学経済情報論集(2011年度まで)
5
1
開始ページ
1
終了ページ
19
出版年月日
2005-07-31
出版者
尾道大学経済情報学部
ISSN
1346-9991
NCID
AA11597272
責任DOI
NAID
110007000754
本文言語
日本語
資料タイプ
紀要論文
著者版フラグ
出版社版
旧URI
区分
onomichi-u