根こぶ病抵抗性ヒロシマナ‘CR広島2号’の罹病化
URI | http://harp.lib.hiroshima-u.ac.jp/pu-hiroshima/metadata/11961 | ||||||
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File |
seikan0501.pdf
( 571.0 KB )
Open Date
:2013-04-23
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Title |
根こぶ病抵抗性ヒロシマナ‘CR広島2号’の罹病化
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Author |
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Subject |
ヒロシマナ
抵抗性品種
根こぶ病
罹病化
Brassica rapa
resistance
clubroot
breakdown
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Abstract |
ヒロシマナは不結球ハクサイに属する広島県の特産野菜で, 主に漬け物に加工され「広島菜漬」として販売される。2010 年11月, 広島県庄原市の農家圃場にて, 抵抗性品種として導入された‘CR 広島2号’に根こぶ病の激しい発生を認めた。 2010年に当該圃場で採取した根こぶ病菌および‘CR広島2号’育成時に利用され凍結保存されていた2003年産同一町内採取根こぶ病菌による‘ CR広島2号’の感受性検定の結果,その罹病化の原因は本菌病原性の変化にあると考えられた。Hatakeyama et al. (2004 )に従ったハクサイ品種を用いる病原性検定の結果,2003年産の根こぶ病菌は‘無双’のみに,2010年産は‘無双’および‘隆徳’に病原性を有した。一方,‘スーパーCR ひろ黄’はいずれにも抵抗性で, 本菌レース4から2への変化が‘ CR広島2号’罹病化の原因であると結論された。今後,新レースの動向には細心の注意を払う必要がある。 |
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Journal Title |
県立広島大学生命環境学術誌
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Volume |
5
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Spage |
1
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Epage |
7
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Published Date |
2013-03
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ISSN |
1883-650X
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NCID |
AA1242877X
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Language |
jpn
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NIIType |
Departmental Bulletin Paper
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Text Version |
著者版
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Sort Key |
1
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Old URI | |||||||
Set |
pu-hiroshima
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